リトミック4才クラス Lesson10

 10/21(金) 18:20~、4才クラスの10回目のリトミックレッスンを行いました。

 今回は久しぶりに二人揃ってのご参加となりました。前回お休みとなっていたお子様は、教室に到着した時からやる気満々な様子でした。到着早々、教室に置かれている楽器の中から気になるものをいくつか手に取り、鳴らして遊んでいました。この日は特にリコーダーが気に入ったご様子でした。もう一人のお子様が来た後も、二人とも楽器に興味津々なご様子だったので、この日は気になる楽器を鳴らしてみて遊ぶのをメインとしました。リコーダーの穴を塞ぐ指を変える事によって音が変わっているのに気が付いて「音が違う」と嬉しそうに話してくれたのが特に印象的でした。他にもピアノや太鼓、トライアングルなどの楽器を次々と色々な奏で方をして音の変化を楽しんでいました。

 その後ラスト10分くらいは電気を小さい照明だけにしている間は「ロマンティックな時間」と称して静かな曲の演奏に乗せてお眠りの真似をしたり、明るくなった瞬間に賑やかに鬼ごっこをしたりしていました。途中で参加者の一人のお姉さん(ピアノ教室の生徒さんでもある)が飛び入り参加をして鬼ごっこに加わったり先輩らしく上手にピアノを演奏してくれたりしました。姉妹の関係性を垣間見る事が出来てなかなか面白い時間でした。

 そうして遊んでいるうちに時間が来たので挨拶をしてお見送りをし、その日のレッスンは終了致しました。最近リトミックや音楽療育において、子ども達の様子や興味の移り変わりなどを見てその都度することを変えたり、前の回で行った事を継続して行ったりと、自分の中で内容の組み方、行い方が変わってきました。また、最初は「音楽の基礎を身につける内容にしなくては」と堅く考えていた部分がありましたが、最近はそれよりもまず、音で遊び、音楽に自由に親しめる場を作る事が大事だと思えてきました。その為この30分の空間を作る立場である自分自身も、自由に肩の力を抜いて楽しめるようになってきたなと思います。

 子ども達も、最近自ら楽器に手を伸ばし奏でて遊ぶ事が増えて来て、ここは音楽で遊ぶ場である事をしっかりと認識してきてくれているなと感じます。特に何が正解で何が不正解かという事はないので、これからも試行錯誤しながらレッスンを重ねていきたいと思います。